8月29日は台北で行われた燃料電池・水素フォーラムで、日本のこれらに関する取組状況をプレゼンしてきました。台湾は民間レベルでは日本の動向に非常に関心が高く、また水素社会へ向けて積極的であることを身を持って感じました。とはいえ自国に自動車メーカーのない台湾では移動体については目指している分野が日本とは異なり、また定置式についてもモノジェネ指向で異なります。日本のメーカーとコラボをのぞんでいるメーカーも色々とあります。(筆者右端、中央は李登輝元中華民国総統)
昨日は再生可能エネルギー展に行きました。そこでは「アンモニア」という単語がよく目につきました。アンモニアの化学式はNH3ですから原理的には3/17は水素を含むことができます。つまり含有率の高い水素キャリアーとして有効なわけです。従来の肥料や化学原料としてだけでなく、冷凍機の冷媒や発電の熱媒そして水素キャリアーとして、今後、熱や水素等のエネルギーを運ぶ媒体にアンモニアが活躍してくれると、アンモニアを使用した設備に関係する者としては嬉しいですね。
昨日はバイオマス発電のセミナーに参加しました。発電の話より、バイオマス燃料供給者の方から燃料供給の現状の課題を生々しく聞くことができたのが大きな成果でした。
今日はFCDIC主催の第22回燃料電池シンポジウムに参加しました。国内だけでなく海外の最新の燃料電池や水素インフラの動向を教えて頂くと共に、懐かしい方々にお会いでき、元気の出る1日でした。
今日はSOFC研究会に参加しました。日々追われる仕事があって久しぶりの参加ですが、燃料電池について最新の情報を得るためには、やはりこのような勉強会への参加が必要ですね。「日々研鑽」をモットーの一つにしているのにまずい、と新年度を迎え反省!
2月24日の工場排熱回収バイナリー発電についてのセミナーは無事終了しました。
これをきっかけにまた色々な方々とお知り合いになることができました。
参加いただいた皆様、有難うございました。
2月24日(火)に排熱回収バイナリー発電のセミナーがあります。私も参加します。下記URLをご参照下さい。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_15044.html
昨日は、JARI(日本自動車研究所)の茨城県城里にある耐爆火災試験設備の見学をしました。直径18m、高さ16m、コンクリート厚さ1.2mのこの試験設備の中でFCVや水素容器等の様々な爆発・火災に関する安全性試験が行われてきました。今年12月15日に世界ではじめてFCVが国内で一般販売される予定ですが、その安全性検証のために数多くの試験が行われてきたことを、ススの匂いの残っているこの設備の中で体感し、夢は実現しつつあることを実感しました。
先日、新聞に「かんてんぱぱ」で名のしれた伊那食品工業のことが載っていました。同社は優良経営で有名ですが、経営理念のひとつに「年輪経営」というのがあります。同社のHPを引用させていただくと「木は寒さや暑さ、風雪などの環境によって幅は変わるが、年輪を必ず作り前年よりも少しだけ成長する。そして成長を止めない。確実に年輪を一輪ずつ増やしていく。これこそ企業の自然体であり、あるべき姿ではないか。」というものです。変化が大きく先の読めない時代、志を抱いて当たり前のことの継続し年輪を増やしていく、これが本当に重要ですね。