FCV部品の開発

今日は関東経済産業局主催のFCV部品研究会に参加しました。                                                「ミライ」に搭載されているセパレータやエアコンプレッサ、また水素循環ポンプについての開発の苦労話や失敗体験談など実際的な話をメーカーの方から直に聞くことができて大変勉強になりました。                                    特に独創的なセパレータである「3Dファインメッシュ流路」は自社の基盤技術であるプレス加工技術を活かしながら、セパレータに必要な機能を考えつくした結果行き着いたもので素晴らしいと感じました。

 

機械要素セミナー

9月16日は6時間の機械要素セミナーを行いました。参加した皆さんの熱意に感心するとともに、まだまだお伝えしていくことはあるなと感じました。

ドイツの風車

5月、7月と最近2度ドイツに出張しました。2度ともあちらこちらで風車がよく回っていました。今年のこの時期は例年になく風が強いそうです。電力は沢山得られても、気象が異常なのは何か気になりますね。

 

笠ヶ岳

0064月29日から5月2日は笠ヶ岳にいきました。コースはワサビ平正面尾根~杓子平~抜戸岳~笠ヶ岳取付~抜戸岳~杓子平~笠新道です。稜線は強風と視界数mの状況で笠ヶ岳登頂は諦めました。予備日も使用し結構厳しい山行でした。

 

 

エネファームの技術ニーズ

昨日は水素・燃料電池関連のシンポジウムに参加しました。いろいろなテーマがありましたが、その中で興味を引いたのは、エネファームのコストダウンに関する現在の技術ニーズの一つに「複数の補機機能の集約化、モジュール化により部品点数を削減し、また作業工程の低減を図る」ことがあるということです。部品単体ではダメで周辺部品も一体的に考えられる部品メーカーが必要ということです。

10年前も視点は同じでしたが、今後、価格100万円を切るためにはこのような取組みが必須のようです。

 

 

2016 FC EXPO

3月4日はFC EXPOに行ってきました。今年の印象は、こじんまりと「水素調達、供給そして利用技術」を掲げ、どちらかというと検査機械や部品が目に付いたことです。燃料電池システムについては特筆するものは見当たりませんでした。海外は例年通りドイツ、カナダ、米国がブースをだしていましたが、そのほか台湾も頑張っているなと感じました。

EXPOで燃料電池の展示を見たり、裏話を聞いたり、懐かしい人に会ったりするのは楽しいですね。

 

 

 

台湾のプレゼン

8月29日は台北で行われた燃料電池・水素フォーラムで、日本のこれらに関する取組状況をプレゼンしてきました。台湾は民間レベルでは日本の動向に非常に関心が高く、また水素社会へ向けて積極的であることを身を持って感じました。とはいえ自国に自動車メーカーのない台湾では移動体については目指している分野が日本とは異なり、また定置式についてもモノジェネ指向で異なります。日本のメーカーとコラボをのぞんでいるメーカーも色々とあります。(筆者右端、中央は李登輝元中華民国総統)

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アンモニアと水素

昨日は再生可能エネルギー展に行きました。そこでは「アンモニア」という単語がよく目につきました。アンモニアの化学式はNH3ですから原理的には3/17は水素を含むことができます。つまり含有率の高い水素キャリアーとして有効なわけです。従来の肥料や化学原料としてだけでなく、冷凍機の冷媒や発電の熱媒そして水素キャリアーとして、今後、熱や水素等のエネルギーを運ぶ媒体にアンモニアが活躍してくれると、アンモニアを使用した設備に関係する者としては嬉しいですね。