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エネファームの技術ニーズ

昨日は水素・燃料電池関連のシンポジウムに参加しました。いろいろなテーマがありましたが、その中で興味を引いたのは、エネファームのコストダウンに関する現在の技術ニーズの一つに「複数の補機機能の集約化、モジュール化により部品点数を削減し、また作業工程の低減を図る」ことがあるということです。部品単体ではダメで周辺部品も一体的に考えられる部品メーカーが必要ということです。

10年前も視点は同じでしたが、今後、価格100万円を切るためにはこのような取組みが必須のようです。

 

 

2016 FC EXPO

3月4日はFC EXPOに行ってきました。今年の印象は、こじんまりと「水素調達、供給そして利用技術」を掲げ、どちらかというと検査機械や部品が目に付いたことです。燃料電池システムについては特筆するものは見当たりませんでした。海外は例年通りドイツ、カナダ、米国がブースをだしていましたが、そのほか台湾も頑張っているなと感じました。

EXPOで燃料電池の展示を見たり、裏話を聞いたり、懐かしい人に会ったりするのは楽しいですね。

 

 

 

台湾のプレゼン

8月29日は台北で行われた燃料電池・水素フォーラムで、日本のこれらに関する取組状況をプレゼンしてきました。台湾は民間レベルでは日本の動向に非常に関心が高く、また水素社会へ向けて積極的であることを身を持って感じました。とはいえ自国に自動車メーカーのない台湾では移動体については目指している分野が日本とは異なり、また定置式についてもモノジェネ指向で異なります。日本のメーカーとコラボをのぞんでいるメーカーも色々とあります。(筆者右端、中央は李登輝元中華民国総統)

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